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未来につなぎたい大切なものは? 〜それぞれの視点で持ち寄る広場〜 未来につなぎたい大切なものは? 〜それぞれの視点で持ち寄る広場〜

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「鮨大内」さんと、私が栽培している「ユウガオ」について

私が、立ち上げから関わっている「小山っ子の未来を守る会」と「小山市有機農業推進協議会」の共催で、今年の8月から「オーガニック講座」を開催しています。小山市農政課環境創造型農業推進係の皆さんと一緒にやっています。

講座の第2回として、9月25日に渋谷区渋谷でオーガニック食材の鮨店を営む大内久司さんに来ていただいて講演「世界で一番安心・安全な鮨にこだわり40年」をしてもらいました。

大内さんは、アレルギーや化学物質過敏症など、安全を求めるお客様や、レイチェル・カーソンが農薬の害のことを書いた本、『沈黙の春』との出会いで、少しずつ、お店で提供する食材を、添加物無添加や農薬不使用のものに切り替えながら、安心・安全な食べ物の重要性を「鮨」を通して伝えている人です。

大内さん(右)と、講座の後に。

大内さんとの出合いは、食の大切さを知った11年くらい前のことです。オーガニックハンドブックを片手に東京都港区渋谷のお店を訪ね、いろんな会話をさせて戴き、都内のオーガニック店等を紹介していただきました。

「栃木から来て都内のオーガニック店の販売スタイルなどを学びに来た。」と云う様な会話から、栃木なら「干瓢(かんぴょう)」の名産地なのでオーガニックの物を探して欲しいと依頼されて、オーガニックの干瓢を納めるお付き合いが出来ました。以後、様々な私の活動について相談させていただく事となりました。

そんな時に、オーガニック干瓢の生産者でも有り問屋でも有る業者さんが、間もなく自社栽培を止めたいということになりました。干瓢は、ウリ科の「ユウガオ」という作物の実を細長く、薄く剥いて乾燥させたものです。オーガニックのユウガオの生産者がいないことには、オーガニック干瓢はできません。そういう事情もあって、私自身が自分の畑でユウガオの栽培を始めました。農薬、肥料を使わない栽培でも実が付きましたが、今年は小山市飯塚地区でユウガオ農家として頑張って来られた方が指導、管理してくださった事から品質と収量が飛躍的に向上しました。

ウリ科のユウガオは、スイカのように、このように実ります。
私の畑の、ユウガオの花です。

こんな流れの私と鮨大内さんの出会いと、ユウガオ栽培です。全ては人との出会いでして、「まちづくり」も良いまちにしたいと思う人と人が出会って動く、動かす力を大切にしたいと思う昨今です。


石川均さん 前回の記事>>編集部から石川さんの紹介

*参考情報
小山市農政課と小山っ子の未来を考える会、小山市有機農業推進協議会共催の「オーガニック講座」第2回・鮨大内さん講演の映像が、YouTubeで公開されました。お時間ある時に、ご覧ください。>>小山っ子ちゃんねる

小山っ子の未来を考える会>>FBページ