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未来につなぎたい大切なものは? 〜それぞれの視点で持ち寄る広場〜 未来につなぎたい大切なものは? 〜それぞれの視点で持ち寄る広場〜

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田園風景が広がる豊田地区から。
柏﨑清美さんを紹介します

柏﨑清美さん。小学生の娘さんと一緒に「生き物調査」に参加。

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市民コラム「おやまの小さな自慢ダイアリー」、1期目に寄稿をお願いした書き手の方々、藤本尚彦さんに続いて、豊田地区にお住まいの柏崎清美さんを紹介します。

JR小山駅から両毛線に乗るとやがてすぐに木造駅舎の思川駅に止まります。その北と南に広がる豊田地区は、水田と麦畑が美しい田園地帯で自然環境が豊かに残るエリア。桑地区と並んで和牛の飼育も行われています。古道・栃木道の小山の次の宿であった立木宿や、1965(昭和40)年に市の無形民族文化財に指定された「飾り馬」の祭りが行われる篠塚稲荷神社など、歴史的な史跡なども多く残ります。今年度(2022年)春には、豊田北小と豊田南小学が統合された豊田小が、豊田中との小中一貫型小学校として開校しています。

柏崎さんは、現在、小学校・中学校・高校に通う3人の子育て中で、ご実家の家業を手伝いながら豊田小のPTA会長を務めています。また、夫の貴之さんの実家がある豊田地区に移り住む前は、小山市内の都市部で子育てをしていた時期もあったそうです。
ぜひ、そんな日々での、豊田地区での子育てのこと、学校と地域の連携のこと、地域の行事のことなどを綴っていただきたいと、寄稿をお願いしました。
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そして7月27日。「3年ぶりに生き物調査をやります!」と柏崎さんからご案内をいただき、豊田地区桶田(おけだ)の用水路で、「桶田コスモス会」が育成会と一緒に実施した催しに参加させていただきました。

子どもたちが、毎年同じ用水路などで、網などを使って生き物を集め、どこにどんな生き物がいたかを記録していきます。その成果は「マップ」にまとめられますが、桶田地区は、過去に何回か県のコンクールで賞を取ったりしているそうです。柏崎さんは、高校生のお子さんが小学校低学年の頃から、毎年子どもたちと参加してきています。そんな地域の活動のことなども、ぜひ、コラムで教えていただきたいですね。楽しみにお待ちください。


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「おやまの小さな自慢ダイアリー」について
小山市内で暮らす方や、仕事や活動で小山市に通っていらっしゃる市民の方々に、コラムを寄稿していただくコーナーです。私たちのまちの小さな自慢や、未来につなぎたい有形無形の大切なこと、持続可能なまちづくりの手がかりなど、日々の暮らしや活動の中で気づく、見つける、感じる、考えること・・・を綴っていただきます。
4ヶ月のサイクルで4名ずつ書き手の方にご登場いただく予定ですが、1期目の夏から秋(8月から11月)にかけては、編集部から4名の方にお願いをしています。冬から初春(12月から3月)にかけて、寄稿していただく方にも編集部からお声をかけたいと思いますが、もちろん「やってみたい!」という方のご連絡も大歓迎です。まずは、お問い合わせフォームからご連絡ください。
 (おやまアサッテ広場 編集部)