食の大切さを知ったのは12年前くらいです。ちょうど定年退職時期と重なり、退職後の生活スタイルを意識しながら、自治体職員の再任用と非常勤職員を勤めていました。非常勤職員後、ハローワークでの職業訓練でNPOの立ち上げ方を学ぶと共に、事業計画で食の大切さを伝える活動を決心したのでした。

　以後、宇都宮市や小山市、壬生町で野菜と農産物加工品などの対面販売活動は8年3ヶ月となりました。農薬不使用、化学肥料不使用、動物性堆肥不使用を私の安全基準としています。

　今年、長年の安心・安全な農産物等の販売活動が、オーガニックアンテナショップに繋りました。オーガニックアンテナショップはオーガニックビレッジ宣言を小山市が行った事から農水省が進める「みどりの食料システム戦略推進交付金」の内の「有機農業産地づくり推進交付金」の活用が可能になり、その中の一つの事業として「オーガニックアンテナショップ」の設置に繋りました。このねらいは、消費者が容易に有機農業で生産さる農産物を入手出来る様にする為のものです。オーガニックアンテナショップの運営は「小山市有機農業推進協議会」と市民団体「haretara」(はれたら)の共催となります。この二つの団体に私も役員などとして参画させていただいています。

　準備期間を経て、12月中旬にオープンの予定です。住所は、小山市土塔247-27、「プレイパーク109」の東隣になります。小山で、有機農業や安心・安全な食を考え、広めていく拠点になればと願います。どうぞ宜しくお願いします。

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