26
2024/10/5開催「間々田・寒川・中・穂積4地区合同ワークショップ」語り合うワークショップ第7回レポートビジョン策定の取り組みでは、小山市域11地区ごとに風土性調査を行いながら、年度に1回、調査が完了した地区の住民の皆さまを対象に、調査成果をもとにした「合同ワークショップ」を開催してきました。
令和4年度の1月に開催した3地区合同ワークショップ(生井地区・豊田地区・小山地区)、令和5年度の2月に開催した4地区合同ワークショップ(大谷北部・中部地区、大谷南部地区、桑地区、絹地区)につづき、最終年度として、間々田・寒川・中・穂積の4地区で合同ワークショップを行いました。当日は、53名者参加があり、とても熱気ある回となりました。


1|当日のプログラムと内容
⒈ 挨拶:小山副市長 初澤 正実
⒉ 挨拶:自治会連合会間々田支部長 森 榮一郎 様
⒊4地区の風土性調査結果概要報告:風景社
⒋4地区の素案づくりに際して中間報告:田園環境都市推進課
⒌ グループワーク 前半:お互いの地区を知る
⒍ グループワーク 後半:地区ごとに未来を描こう
⒎ 各地区グループからの発表
⒏ ふりかえりのコメント:小山市長 浅野正富
●プログラム3と4:報告内容
風土性調査を担当した風景社より4地区の調査成果ダイジェストの報告(現地調査で見えてきた特徴的なこと、地区の「大切な未来につなぎたいこと」「解消したい困りごと」のアンケート結果)、そして田園環境都市推進課より地区別ビジョン策定の進捗について報告を行いました。
●プログラム5:お互いの地区を知る
4地区の方が混じり合ったグループ編成で、いくつかのお題について意見交換を行いました。お題は、例えば「地区の子ども達を取り巻く環境はどうですか?」「人口減少や少子高齢化、実感するのはどうんな時ですか?」「地区の農業の現状はどうですか?」などです。
老若男女、そして4つの地区の方からなるメンバーの構成で、「うちの地区は」「それはうちも同じです、でもここが違う」など、共通点や相違点を見出しながら、相互理解を深めていきました。
他地区の方と話すことで、今まで見えなかった自分の地区の魅力が見えてきたり、同じ課題について知恵を出し合ったり、いろんな効果がありました。


●プログラム6:地区ごとに未来を描こう
後半では、地区ごとのグループに分かれて、現時点での地区別ビジョンの方向性を確認しながら、意見交換。同じ地区でもこれまで接点がなかった人どうしがつながり、そこからまた新しい動きが生まれてくる、そんな可能性も見出せたぞいかんでした。盛り上がる議論で時間も少し足りないようでしたが、合意できたところを、模造紙にまとめてチームごとに発表しました。発表の時間も自由な雰囲気でコメントやエールが飛び交い、終始、和やかな雰囲気。少し写真で紹介します。



2|参加者の感想
当日は53名の参加があり、22名の方からアンケート回答をいただきました。自由記述の一部を紹介します。
●市街化調整区域の方だけの集まりでしたので、同じ問題をかかえていることがわかりま した●世代の違う方、異なる地域の方のなやみや、大切に思っていることなど共有することがで きました
●地域ごとの現状が分かり良かったと思う
●新しいメンバーでの話し合いは色々な事項が聞けて良かったです ●自分の地区以外の区域の方との交流がとても貴重でした ●各地区での情報のちがいが大変参考になった ●具体的に話したかったが抽象的になってしまった
●他の地域の問題を知ることが出来た
●地域についての問題や大切に守りたいものなどを知ることができた ●自分の住んでいる地区について深く考える機会が持てた
●色んな視点があった
●参加することでわかることが多い ●空き家対策に市の方で力を入れてくださるということで、情報を確認して行こうと思い ます ●各地域の発表に気づきがありました ●空き家の問題はこれから多くなると思うので、考えていかなければならないと思う ●自分の地域のよさがわかった●少子化についての対策 ●「変わらない良さ」ということが印象的だった。変わることが大切だと思います ●自分の地域と同じ問題と違う問題が良く見えた●農家の担い手の問題対策
●柔軟にたくさんの人の考えをきくことが大切ですね
●時間がなくて深堀が出来なかった●やはりどの地区でも同じ事項の問題有りである ●もっと小山市のことを考えていこうと思いました